著者
朱 心茹 影浦 峡
雑誌
第82回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, no.1, pp.333-334, 2020-02-20

発達性ディスレクシアは、読字や書字に特異的な困難が見られる学習障害である。ディスレクシアの症状は実に多様であるため、個々人に最適化された支援方法が必要となる。筆者らはこれまでの研究において、特別にデザインされた書体が有用なディスレクシア支援となる可能性を模索した。その結果、適切にデザインされた書体はディスレクシアを持つ児童と成人の読みに良い影響を与えることが明らかになった一方で、その影響の種類や度合いは個々人によって差があることが示された。この結果は、共通の特徴をベースとしつつも個々人にとって最も有効な特徴を書体に付与するようなカスタマイズシステムの必要性を示唆するものである。本研究ではカスタマイズシステム開発への第一歩として、これまでに構想・開発された主要な書体カスタマイズシステムをレビューし、ディスレクシアに特化した和文書体カスタマイズシステムの枠組みを示す。

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書体カスタマイズシステムに関するレビュー -発達性ディスレクシアに特化した和文書体カスタマイズシステムの開発へ向けて- https://t.co/XV9e6A9Zxr

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