- 著者
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山根 信二
- 雑誌
- 研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:21888930)
- 巻号頁・発行日
- vol.2021-CE-158, no.6, pp.1-6, 2021-02-06
世界保健機構 (WHO) は ICD-11 (「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」第 11 回改訂版) において,新たに gaming disorder (ゲーミング障害, ゲーム障害) の分類基準を収載した.この国際統計分類の発効を前にして,大きな波及効果が起きている.海外では新たな論争が起き,国内でも,香川県議会の「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」は全国的な注目を集めるとともにゲームの効用をめぐる社会的な分断が明らかになった.本発表では,まずゲーミング障害をめぐる分断の背景を明らかにする.次にゲーム開発を地域の教育目的に活用する立場から,香川県条例のパブリックコメント期間中に開催されたゲーム開発イベント「Global Game Jam 2020 Setouchi in Kagawa」における準備と,そこで得られた学びについて報告する.