著者
陳 美怡 幡井 皓介 西山 勇毅 瀬崎 薫
雑誌
研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI) (ISSN:21888698)
巻号頁・発行日
vol.2021-UBI-71, no.3, pp.1-7, 2021-08-26

現在,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が拡大しており,人々の生命と健康を大きく脅かしている.政府は地方自治体,保健機関は,「手洗い」や「マスクの着用」「行動記録」「外出自粛」などの感染症予防策を人々に積極的に取り続けることを推奨している.本研究では,ユーザの感染症予防行動の促進を日標とし,既存の行動記録アプリ(SelfGuard)を拡張し,感染症予防行動に対する最適なインセンティブモデルの導入を検討する.具体的には,スマートフォンとウェアラブルデバイスに搭載されたセンサを利用してユーザの感染症予防行動を認識し,行動に応じてインセンティブとして換金可能なポイントを付与する.固定・加算・減算モデルという三種類のインセンティブモデルにおいて人の行動に与える影響の違いを調査する.

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