著者
猪田 浩理
出版者
京都第二赤十字病院
雑誌
京都第二赤十字病院医学雑誌 = Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital (ISSN:03894908)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.11-17, 2012-12

組織再生技術の発達はめざましく,歯科口腔外科領域においては骨再生療法に関る研究が注目を浴びている.骨欠損部を修復するためには,骨移植,人工材料の使用が一般的である.骨再生療法の発達はリコンビナント技術と細胞培養技術の発達によってもたらされた.細胞増殖因子は細胞増殖と分化を誘導することで創部治癒を促進する能力を有している.特に骨形成タンパク(BMP)の存在,3 次元細胞培養の技術は臨床の場における骨再生療法の将来的な向上に寄与すると考えられる.今回は最近の骨再生療法の動向について報告を行う.

言及状況

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@genesis_1973 @yoshirin100 口腔外科では歯科医が手術をしているのですよ。 その中でも再生外科手術は最先端で注目されている技術です。 もっとも外科手術と言っても外来で局所麻酔で歯茎めくって人工材料埋め込んで縫い合わせるだけの研修医でも出来そうな手術らしいですね。よしりん凄い❣️ https://t.co/U316DEvdZI

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