著者
小畑 拓未
出版者
北九州市立大学
巻号頁・発行日
2022-03-23

全国的に問題となっている木造戸建住宅の夏季床下高湿化について、実測調査、数値シミュレーション、CFD解析の手法を用いて検討を実施した。床断熱住宅に関しては、高湿化の要因分析と最適な対策の検討を行った。基礎断熱住宅に関しては、複数の住宅における6年間に亘る実測結果から、床下空間の形態ごとの温湿度性状を明らかにし、竣工初期のコンクリートからの発湿が終了した住宅においても高湿化の危険性があることを示した。

言及状況

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@caori_st こんにちは。 床断熱の床下結露に関しては、この論文が参考になります。 機序と共にいくつかの緩和策も評価しています。 https://t.co/VpxldSNI5Z 換気が難しい基礎中央付近でリスクが高く、caoriさんの現象と一致していると思われます。… https://t.co/ElXelLozX8
@amamori_shonan こんにちは。 床断熱の床下結露に対して換気は一定程度有効だと考えられます。 根拠は、現在活水女子大学で講師をされている小畑先生の博士論文「戸建住宅の夏季における床下高湿化及びその対策に関する研究」です。 https://t.co/VpxldSNI5Z… https://t.co/mgwGMRWaNj

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