著者
村松 由起子 ムラマツ ユキコ Yukiko Muramatsu
雑誌
雲雀野 = The Lark Hill
巻号頁・発行日
vol.29, pp.1-10, 2007-03-31

中国語の受身表現には受身マーカーである「被」等を用いた受身文と,受身マーカーを用いない「意味上の受身文」がある。この「意味上の受身文」は受身の意味を含んでいながら,外見は能動文と変わらないため,中国人日本語学習者が日本語の受身表現を間違える要因の一つとなっている。本稿では,「意味上の受身文」と日本語受身文の対応関係を日本語の表現形式によって<1>他動詞を用いた形式,<2>自動詞を用いた形式,<3>主題化を用いた形式の3つに分類し,このうち<1>他動詞を用いた形式が,中国人日本語学習者にとって特に誤用を生じやすい形式であることを明らかにした。

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#寝る前に論文読む 村松由起子/漢語"意義上的被動句"与日語的被動句 https://t.co/drm0CBJxVm 中国語の文章には、見た目は能動文と変わりない「意味上の受身文」が存在する。これを日本語へ中国人日本語学習者に訳させると、受身文にできていなかったりする。両言語の受身文と翻訳のポイントは。

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