著者
松崎 丈
出版者
宮城教育大学特別支援教育総合研究センター
雑誌
宮城教育大学特別支援教育総合研究センター研究紀要
巻号頁・発行日
no.8, pp.15-32, 2013-06

本稿は、平時における聴覚障害者の情報アクセスの実状を概観し、東日本大震災で被災した聴覚障害者が発災直後から復旧期までの時期に直面した問題状況を情報アクセスの観点から検討するとともに、今後、災害時における聴覚障害者の情報アクセスで求められる方策と課題を検討した。その結果、東日本大震災で直面した問題状況は、自然災害による直接的な被害だけでなく、平時の情報アクセスに関する制度と体制の不備にも起因していることが示唆された。今後の防災・減災対策として、聴覚障害者自身が災害時の情報アクセスへの行動や手段を拡げること、情報提供者となる家族や地域の人々とのつながりを作ること、通信インフラの耐災害性の強化とICTアクセシビリティの向上・改良などが挙げられた。

言及状況

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@Worship_Sachiko 原発などの情報がろう者に伝わらないということで,3月13日から手話通訳が付いたそうです.その時は日本語に近い通訳だったため,理解しにくかったんですが,昨日の通訳は分かりやすいですね まぁ,人間は常に「完璧」を求めたがりますからねぇ(私も他人事言えませんがw) https://t.co/TrHRD46LEb https://t.co/IC7FQzn0oI

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