著者
斉藤 浩一 高橋 郷史 サイトウ コウイチ タカハシ サトシ Koichi Saito Satoshi Takahashi
雑誌
東京情報大学研究論集
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.1-9, 2005-09-20

本研究は、最近言われる「理科嫌い」について、教育心理学的に原因を追求するものである。さらに、教育方法等に提言を行う。本稿では、実際の高校生に対してアンケート調査を行う。ここではまず「理科志向」という概念を設定し、それに満たない者を「理科離れ」の状態にあると定義する。さらに、これまでの理科教育やこれから志向する理科系への意識がどのように、因果関係を持っているか実態を捉え、モデルを構築する。以上によって、どのような教育施策が有効か、提言を行うものである。

言及状況

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【論文】斉藤・高橋(2005, 紀要)「理科離れ」の原因帰属に関するモデル作成の試み -高校生の意識調査をもとに-/「理科離れ」を「『理科志向』の低さ」と捉えてその要因についてSEMで検討した論文。中学以前の教育での「学習意欲の低下」が重要な要因であると指摘。https://t.co/s0SsZQgcIx https://t.co/qHCHiHsVCW

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