著者
土田 あさみ 増田 宏司 Asami TSUCHIDA MASUDA Koji
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.253-258,

大学生を対象に安楽死および動物虐待に関する意識調査を,四国および近畿の3つの中学に通う中学生を対象に家庭での動物飼育に関する意識調査をそれぞれ実施した。大学生への調査の結果,動物に身体的苦痛を伴う人の行為を主として動物虐待と認識している学生が多く見られ,およそ4分の3の学生は安楽死を場合によっては認めると回答した。一方,中学生に実施した動物飼育に関する調査結果では,動物への関心は動物飼育の有無で有意差がみられ,さらに,飼育動物種によっても影響されることが示された。飼育動物の中でもイヌおよびネコは飼育者にコミュニケーションへの意識を高めることも示唆された。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

追加メモhttps://t.co/dM36D4NOKQ、https://t.co/ySw7vBL1Bl、https://t.co/EbWKh5uvIr

収集済み URL リスト