著者
吉田 佐治子 薮中 征代
雑誌
摂南大学教育学研究 = Bulletin of Educational Research of Setsunan University
巻号頁・発行日
no.11, pp.33-46, 2015-01

小学校1・2年生を対象に,幼児期における家庭での絵本の読み聞かせの状況,現在の読書に対する態度等を調査した。その結果は以下の通りであった。すなわち,幼児期に絵本の読み聞かせをしてもらったこどもは,絵本の読み聞かせが好きであり,現在も読み聞かせてもらっており,自分でも絵本を読んでいた。現在,絵本以外の本についても読んでもらっており,自分でも読んでいた。さらには,幼児期に絵本の読み聞かせをしてもらったこどもは,現在,本を読むことが好きであると答えており,読書量も多かった。以上のことから,幼児期の絵本の読み聞かせは,就学後の読書に影響を与えていることが示された。

言及状況

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以下の内容の参考文献や先行研究として使えるような図書・論文・記事・調査資料を探してほしい。 1.「読み聞かせ」の定義について書かれているもの 2.「保護者から児童(0~12歳)に対する読み聞かせ」の効果について書かれているもの(児童の読書習慣形成への影響について記載があるとより良い) 3.「学校や図書館、ボランティアなどから児童(0~12歳)に対する読み聞かせ」の効果について書かれているもの(児 ...

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@lacucaracha 未就学児の場合は声を出して読んであげる、読み聞かせによる教育効果はあることの研究結果が国内海外問わず多く出ているようです。読んでもらった子は小学生以降自分から進んで本を読むようになる傾向がある模様。とりあえず一番分かりやすそうな論文貼っておきます(゚ω゚) https://t.co/X6rZChV0YF

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