著者
小谷 章夫
出版者
湘南工科大学
雑誌
湘南工科大学紀要 = Memoirs of Shonan Institute of Technology (ISSN:09192549)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.1-11, 2011-03-31

ユビキタス社会における情報流通の中で、最も重要な役割を担うものの1つが「文字情報」である。携帯電話やナビゲーションシステム、DTV などの電子ディスプレイには、日々膨大な文字情報が絶え間なく映し出されており、表示する文字の可読性がきわめて重要になっている。従来の紙媒体での文字情報は、改良を続け洗練された活字を使って印刷されているので可読性の高いものが多いが、電子ディスプレイ上に表示されるフォント開発の歴史は浅く、現在も可読性を向上させるために改良が続けられている。本論文では、可読性の高いフォントの開発において重要な指標の1つとなっている「文字重心」を定量化するために、文字輪郭を用いた文字重心位置評価手法を提案する。また、提案した文字重心位置評価手法をフォント開発へ応用することで、フォント開発コストの大幅な削減を可能にし、可読性と文字重心の関係を明らかにする。

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後に書かれたらしき、小谷章夫「文字輪郭を用いた文字重心位置評価手法とそのフォント開発への応用」https://t.co/2asC6uDC0c の方は、ああこれならなるほどなと、低解像度環境用フォントの開発という課題のソリューションとして、納得感がある(個人の感想です)。

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