著者
桑原 千明 中本 敬子
出版者
文教大学
雑誌
教育学部紀要 = Annual Report of The Faculty of Education (ISSN:03882144)
巻号頁・発行日
vol.52, no.別集, pp.69-80, 2019-03-01

本稿では,幼児期から児童期にかけての他者との協同による学習について,対人関係及び社会性の発達を概観した上で自己調整学習の観点から検討を行った.対人関係は,自己完結的で単発的な関わりから,他者と目標やテーマを共有し協同し合う関わりへと変化していく.社会性についても,他者視点の取得や共感性の発達に伴い,向社会的行動や道徳性を発達させていく.自己調整学習については自己の学習をモニタリング・コントロールし調整する自己調整の他,他者と一時的に調整を協調する共調整や共通目標のもと相互に学習を調整し共有し合う社会的に共有された学習がある.幼稚園や小学校での学習を考える時には,一般的な発達段階を踏まえた上で,共調整から自己調整への内化を踏まえてメタ認知や調整能力の発達を促すことや自他の視点の違いを踏まえて学習を調整しあうプロセスに注目することが重要であると考えられる.

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