著者
岩井 茂樹
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究
巻号頁・発行日
vol.49, pp.147-181, 2014-03-31

現在、日本では、「痴漢」による被害が多発しており、一つの社会問題となっている。とりわけ電車内における被害が多いようだ。その対策として「女性専用車両」が多くの沿線で設けられたりもしている。

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1890年代以前は、性的な意味合いが希薄な「痴漢」という語が、1900年前後から徐々に性的な意味が付与され、1930年代に現在のような意味になった それが社会問題化し、盛んに論じられるのは1950年代以降であり、1960年代以降は小説などでも「痴漢」が頻繁に描かれるようになる https://t.co/nLttv1ZL2j
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「痴漢」という語の読み方や語義変化について扱った論文です。 - 岩井茂樹.(2014).「「痴漢」の文化史 : 「痴漢」から「チカン」へ」『日本研究』49: 147-181. https://t.co/cLN1CSeR2R

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