著者
松山 辰男
雑誌
四條畷学園大学リハビリテーション学部紀要 = Annual reports of Faculty of Rehabilitation, Shijonawate Gakuen University
巻号頁・発行日
vol.7, pp.1-12, 2011

グルカゴンは膵ランゲルハンス島のα細胞から分泌される強力な血糖上昇作用ホルモンで、血糖を下げるインスリンと共に血糖値を調節している.消化管にもα細胞が存在し、特にインスリン欠乏状態で血中に分泌され、膵α細胞グルカゴンとともに、糖尿病の高血糖状態の重大な原因になっている.消化管L細胞からは多量のグルカゴン様物質エンテログルカゴンが分泌され、平行して分泌されるグルカゴン様ペプチドGLP-1,GLP-2の分泌を表しているが、エンテログルカゴンそのものにも何らかの活性が存在していると思われる.GLP-1は生体内でインクレチンとして働いており、日本でも昨年から理想的な糖尿病治療薬として使用されるようになった.以前の私どもの研究を中心に、グルカゴンの糖尿病における重要性を紹介したい.

言及状況

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>GLP-1(7-37)、GLP-1(7-36)amide 次の資料から判断すると、GLP-1は元は37個のアミノ酸残基からなるペプチドですが、それのN末端側から7番目のアミノ酸残基から37番目までを切り取ったものが(1-37)で、7番目から36番目まで切り取ったもののC末端をアミド(-CONH₂)としたものが(7-36)amide であることがわかります。 http://www.b ...

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