著者
川又 俊則
雑誌
鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要 人文科学・社会科学編 = Journal of Suzuka University and Suzuka Junior College Humanities and Social Sciences (ISSN:24339180)
巻号頁・発行日
no.2, pp.107-122, 2019-03-29

教育現場には多文化を背景にした児童生徒がいる。したがって「多文化共生社会」理念の定着が望ましい。しかし、マジョリティ側の知識や配慮の不足などにより、マイノリティの立場にある児童生徒たちは、生活しにくく、望ましい環境にない。様々なマイノリティのうち、本稿では「性」「宗教」「色覚」という3点について学校教育でどのように扱われているか検討した。これらは、現行および次期の学習指導要領で学ぶことは明瞭に記載されていない。したがって、児童生徒は、それに取り組んでいる一部の教員のもとでのみ学ぶ機会を得られるものの、それ以外は学べていない。他方、日本社会では、とくに21世紀に入り、多様性への対応がどの分野でも必要となっている。さらに諸外国での先進的な現況は大いに参照できる。教員養成校としては、学生たちに最新情報を含めた学びを提供し、同時に、現職研修など学び直しの場の提供も必要であると結論づけた。

言及状況

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

収集済み URL リスト