著者
竹内 誠
雑誌
尚美学園大学芸術情報研究 = Journal of Informatics for Arts, Shobi University (ISSN:18825370)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.51-70, 2015-03-31

音楽を専門とする大学は、クラシック音楽だけではなく、ポピュラー音楽や、音源などの音楽機材を使用する音楽制作など、様々な学生を受け入れるようになった。 その結果として今では、音楽の経験が少なく、楽典の知識も乏しい学生も、入学を許されることとなっている。 音楽理論の学習には、音程の理解と聴き取る能力が不可欠である。 しかし、音楽経験の少ない学生の多くは、音程の理解が不十分であり、音程を聴き取る能力も無い。 この問題に対処するために、音階のナンバリングを用いて、音感教育を行う教育手法を考案した。 英語圏の国々では、ナッシュビルナンバリングシステムという、音階のナンバリングによる音感訓練を行っているが、 階名の習慣と言語の問題から、これをそのまま日本で行うには問題がある。 今回考案した教育手法は、ナッシュビルナンバリングシステムを基本としているが、日本の音楽習慣に合わせた変更を行い、 私の経験による工夫を加えたものである。 ナンバリングによる音感訓練は、子供への音感教育には当然として、大人の音感訓練に特に効果的な教育システムである。 この論文により、多くの方の意見をいただき、さらなる工夫を重ねてゆきたいと考えている。

言及状況

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@jackies151e @takashi1950 @yaki311 @shitsuanba ナッシュビルナンバリングシステムそのものについての説明は、上の論文(https://t.co/krGJI7fgIT)の最初の方にあります。
@jackies151e @takashi1950 @yaki311 @shitsuanba CiNiiで検索したところ、以下の紀要論文が見つかりました。 https://t.co/krGJI7fgIT これを見る限り、度数として常に旋法の主音=1にしていたり(16頁の諸旋法の説明など)、階名的に短調の主音=6としていたり(18頁の和声短音階の説明など)するようです。
ナッシュビルナンバリングシステム。 "音階のナンバリングによる音感訓練" https://t.co/RVQeGH6EBH

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