著者
蓮井 千恵子 Chieko HASUI
出版者
川口短期大学
雑誌
川口短大紀要 (ISSN:09145311)
巻号頁・発行日
no.30, pp.69-81, 2016-12

心理,精神的問題を有していても精神科を利用しない人は多いが,そういう人たちの中に心理的援助,福祉,内科を利用する人がいるということが疫学調査を通じて明らかになった。しかし,なぜ精神科を利用しないのか,精神科を利用しない人の特徴について,質問紙を用いた研究では一致した見解は得られていない。本研究では,前方向視的1事例研究法を用い,精神障害を有するが精神科を利用しない人の特徴について考察した。対象者は心理療法研究に応募した女性で,SCIDの気分変調性障害に該当した。30回の心理療法の予定であったが,対象者による5回のキャンセルを含め20回で中断となった。さらに中断後2回の著者による半構造化面接を行った。心理療法過程と終了後面接の内容を解釈した結果,対象者は人に安心して依存できず,面接者や医師とも協働する援助関係を持つことができなかった。その為,自分を援助する対象を一時的に活用することしかできない人であるということが理解された。精神障害を有するが精神科を利用しない人は,質問紙で理解することは困難な複雑さを有していることが理解された。
著者
井上 徹二 Tetsuji INOUE
出版者
川口短期大学
雑誌
川口短大紀要 = Journal of Kawaguchi Junior College (ISSN:09145311)
巻号頁・発行日
no.23, pp.1-15, 2009-12-01

わが国の税制の問題点を考察し、税制のあるべき姿を提示することが本稿の課題である。あるべき税制は、国民の福祉の向上に資することを目的に設計されなければならない。そのための基本は、所得税を基幹税とした直接税中心主義と、応能負担原則の徹底という理念に立脚した税制を構築することである。この基本的視座に立って以下論述したい。
著者
大國 眞希
出版者
埼玉学園大学
雑誌
川口短大紀要 (ISSN:09145311)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.A1-A17, 2005-12-25