著者
松尾 和也
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.206, pp.75-77, 2016-08

講師/松尾和也(松尾設計室) 工務店の中には、夏の「オーバーヒート」を理由に高断熱化を躊躇する意見がある。パッシブハウスに詳しい松尾和也さんは、こうした意見を払拭すべく、洞窟を例にオーバーヒートの原因と防止策を分かりやすく解説する。(本誌)…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.215, pp.11-14, 2017-05

「週刊文春の記事が出た後、10件以上の検査依頼が当社に寄せられた。秀光ビルドの設計施工で自宅を建てた人からで、20代から30代の若い建て主が多い」 そう話すのは、住宅検査会社、カノム(名古屋市)の長井良至社長だ。「どの建て主からも、悪かろう安かろう…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.209, pp.50-52, 2016-11

藤沢和也さんの経営継承は「ソフトランディング型」と呼べるかもしれない。先代から大工14人を全員継承。その高度な施工能力をベースに営業力を強化し、時代に合った住宅の商品づくりを目指している。
著者
松尾 和也
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.205, pp.77-79, 2016-07

講師/松尾和也 「前に住んでいた住宅が寒かった人か、逆に暖かかった人ほど次に建てる住宅に高断熱を求める傾向にある」──。こんな調査結果に触発された当コラム筆者の松尾和也さん。「暖かい住宅に住んだことがある人は、日本にどのくらいいるのか」と、…
著者
松尾 和也
出版者
日経BP
雑誌
日経ホームビルダー : 家づくりの実務情報 (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.202, pp.78-80, 2016-04

正しい知識に基づいた省エネ住宅づくりを、この分野で数多くの実績がある松尾設計室(兵庫県明石市)の松尾和也さんが解説する当シリーズ。今回は、前回に続いてエアコン選びがテーマだ。主要4メーカーの製品を分析したうえで、高性能住宅に適した能力や、…
出版者
日経BP
雑誌
日経ホームビルダー : 家づくりの実務情報 (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.216, pp.34-37, 2017-06

「目指せ寿命50年」事例13層アミパネルは、スギ板を異なる向きに重ねたもの。野地板として利用すれば、通気層の役割も兼ねる優れものだ。実際に活用した住宅会社に密着取材した。「3層アミパネルが外壁に使われているのを見たとき、パッとひらめいた。
著者
久保田 仁司
出版者
日経BP
雑誌
日経ホームビルダー : 家づくりの実務情報 (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.200, pp.64-67, 2016-02

雨漏りの原因は、経年劣化よりも、新築時のずさんな施工にあることの方が多い──。このように指摘するのは、第一浜名建装(浜松市)社長の久保田仁司さんだ。NPO法人雨漏り診断士協会の副理事長を務め、雨漏りの原因究明や修理に実績のある久保田さんが目に…
著者
長井 良至
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.205, pp.74-76, 2016-07

現場の状況を見てみよう。石こうボードを外して確認したところ、使用されていた断熱材は袋入りタイプのグラスウールだった。だが、防湿層に切れ目があるなど施工方法に誤りが見られた。 例えば、左上の写真❶の部分。
著者
千葉 利宏
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.212, pp.46-51, 2017-02

消費税率10%への再増税が2019年10月へ再延期され、しばらくは駆け込み需要と反動減への対応に神経を擦り減らす必要はなくなった。だが、営業面では顧客に住宅購入を決断させる決め手に乏しい状況が続く。富裕層と一次取得者層という二極だけでなく、共働きや単…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.235, pp.44-55, 2019-01

北広島市からの依頼で被災原因の調査に当たった国士館大学の橋本隆雄教授は、南西側の造成地の地盤特性に注目する。地盤調査で、深さ5〜7mの火災灰土の下に、軟弱な腐食土と透水性の悪い粘性土が分布していると分かったからだ。 橋本教授はこの地盤に増し積…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.223, pp.9-11, 2018-01

豪雨の影響で民家の地盤がえぐられ、直下を走る線路内に土砂が流れ込んだ。責任を負うのは土地所有者としての管理責任を怠った住民か。それとも宅地造成の許可を与えた行政か。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.217, pp.28-31, 2017-07

羽子板ボルトを接合部に上下2本ずつ取り付ける仕様なのに、1本しか取り付けていない施工ミスが見つかったのは、北関東にある中小住宅会社の現場だ〔写真5〕。住宅会社が依頼した第三者の検査員が発見した。 この施工ミスは、住宅会社の年間の建設棟数が10棟…
著者
長井 良至
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.215, pp.74-77, 2017-05

準耐火構造の仕様を正しく理解して施工しなければ、建築基準法違反となりかねない。石こうボードの厚さや種類は一般的な木造2階建ての仕様とは異なるので注意が必要だ。(本誌)住まい手自らが瑕疵に気が付くケースが増えている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.206, pp.55-59, 2016-08

part 2配慮不足勝手に処分され顧客は怒り心頭 「額縁はどこにいったの?」。大規模リフォームの現場に様子を見に来た顧客が叫んだ。「思い出の品だからゴミとは別にしておいたのに…」 工務店社長のIさんは、内心「全部ゴミにしか見えなかった」と思った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.205, pp.62-64, 2016-07

耐震・不適格2 「耐震基準は変わるのでしょうか」。耐震診断の問い合わせでの女性の一言に、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合の担当者は驚いた。熊本地震以来、住宅の耐震性能に対する信頼が揺らいでいるようだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.220, pp.38-44, 2017-10

工事の不具合に対する補修請求などが、これまでよりも長く続く恐れがある。改正民法の施行後に予想されるリスクは、まずこれだ。請求が長く続くのは、補修や損害賠償責任を負う期間が、現行民法より長くなるからだ。
著者
安井 功
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.213, pp.42-49, 2017-03

木造の防耐火に詳しい桜設計集団(東京都渋谷区)の安井昇代表は、糸魚川で火災が発生した数日後に、調査のため被災地を訪れた。鎮火後、目視による調査を実施したところ、飛び火が原因とみられる木造の建物をいくつか見掛けたという。写真1はそのうちの1つ…