著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2, no.7, pp.4-7, 2005

<p>雨の中、「君が…アトム君だね」との問いに、フード付きレインコートの男の子が顔を上げる。そのつくりも表情も人間の少年そのもの。漫画家・浦沢直樹氏が『鉄腕アトム/地上最大のロボット』のリメイク版『プルートウ』で描く世界は、大胆な写実性ゆえにロボットについて改めて考えさせる。「隣の人はロボット?」という日が来るのかと…。</p>
著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.11, pp.3-7, 2014

「サイエンスアゴラ」の季節がやってきた。テーマは『あなたと創るこれからの科学と社会』。東京・お台場の日本科学未来館とその周辺を会場に、11月7日から3日間開催する。今年は日本人3人がノーベル物理学賞に決定との朗報が10月に飛び込んだ。研究者の倫理や不正が厳しく問われ、大震災と福島原発事故から3年余の対応へも不信が渦巻いたまま。科学技術と社会のあり方をめぐる光と影が色濃く投げかけられた年でもある。昨年までの科学に親しみ楽しむ雰囲気に加えて、科学者と研究者が積極的に参加し、市民と政策決定者、メディア、産業界などとの新しい交流の場へと成長させるのが今年のねらい。「それぞれの未来に関わる科学と社会との関係とは何か」「より良い社会の変革にはどんな取り組みが必要か」をみんなで考える。JSTnews編集部いち押しの企画・展示も紹介する。
著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.5, no.9, pp.16, 2008

<p>暮らしのなかの技術から、最先端の実験・研究まで! オトナもコドモも、楽しみながら 科学技術に親しめる「サイエンス チャンネル」。数あるプログラムのなかから、厳選して、その魅力をご紹介します。</p><p>未確認ハイテク物体(U.H.O.)が大活躍!科学的な予測に基づいて描いたオリジナルアニメ。</p>
著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.4, no.12, pp.2-4, 2007

<p>ノーベル賞候補となりうる革命的な研究成果が、日本から生まれた。</p><p>山中伸弥・京都大学再生医科学研究所教授らは、ヒトの皮膚細胞からヒト胚性幹細胞(ES細胞)に匹敵する[人工多能性幹細胞=induced pluripotent stem cell(iPS細胞)]を作り出すことに成功し、科学誌『Cell』131号(2007年)に発表した。この成果は、一度分化した細胞の若返りが通常の実験室で可能であることを実証するとともに、ヒトES細胞が抱える倫理的問題や、再生医療における免疫拒絶反応の課題をクリアし、自分の細胞で難治性疾患を克服する、真の意味での再生医療の開発にブレイクスルーをもたらした。これを受けて米国はただちに、iPS細胞研究を支援するファンディングを開始、欧州ではローマ法王庁の声明まで出された。本成果は、文字通り世界に旋風を巻き起こしている。</p>
著者
国立研究開発法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2021, no.9, pp.8-11, 2021-09-01 (Released:2021-09-30)

少子高齢化や核家族化に伴い、社会から孤立して子育てを行う家庭は多い。児童虐待は社会通念に反し、法律でも禁止されているが、通告件数は増加し続けている。脳科学の知見を元にこれらの課題解決に取り組むのは、福井大学子どものこころの発達研究センター長の友田明美教授だ。親子間での避けたいかかわりを指す「マルトリートメント」が子どもの脳の発達に与える影響を明らかにし、望ましい養育のあり方を模索してきた。地域ぐるみで安心して子育てできる「とも育て」社会の構築に挑む。

1 0 0 0 NEWS & TOPICS

著者
国立研究開発法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2020, no.9, pp.7-8, 2020

<p>【研究成果】インドア派? アウトドア派?ウイルスの感染戦略を数理モデルで解析</p><p>【研究成果】金属と有機分子が結晶化するメカニズムを解明 マイクロ流路で観測、多孔性材料の開発に指針</p>
著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.8, pp.12-13, 2013

植物は空気中の二酸化炭素(CO2)を取り込み、光合成によってデンプンや糖などの有機物をつくり出す。岡山県農林水産総合センターの小川健一さんは、グルタミン酸など3種類のアミノ酸が結合した「グルタチオン」という物質が、光合成プロセスを大幅に促進させることを発見した。食糧の増産や大気中のCO2削減にもつながる、この画期的なアイデアの実用化を目指している。

1 0 0 0 JST Front Line

著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.3-5, 2010

<p>科学技術振興機構(JST)の最近のニュースから</p><p>【企画展】日本科学未来館の企画展「ドラえもんの科学みらい展」 6月12日(土)~9月27日(月)まで開催。</p><p>【開発成功】レモン果皮に含まれる豊富なポリフェノール成分を有効利用! 麹菌を利用した新たな機能性ポリフェノール製造技術の開発に成功。</p><p>【産学連携】優れた色彩を表現できる究極のディスプレイ開発の最大の難関、液晶レーザーの低エネルギー発振を、従来の20分の1の閾値(*)で成功!</p><p>【研究成果】鉄系高温超伝導体から電子を直接引き出して、エネルギー状態を高精度に測定。「ディラックコーン」と呼ばれる特異な電子状態の観測に成功。</p><p>【ベンチャー企業設立】睡眠の質を客観的・定量的に計測できる携帯型装置と評価システムを開発!この成果をもとに、睡眠評価サービスを提供するベンチャー企業を設立。</p><p>・2010年チリ地震・津波災害のJST-JICA地球規模課題 調査団による調査報告会を開催しました。</p><p>・平成22年度、研究成果最適展開支援事業(A-STEP)のFSステージの新規課題を公募中です(6月30日まで)。</p><p>・吉村進氏(長崎総合科学大学理事)が市村産業賞、香取秀俊氏(東京大学教授)が市村学術賞を受賞しました。</p>
著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.8, pp.8-11, 2013

部屋中のあらゆる物が、また私たちの体さえもが、モニターやマウス、キーボードに変身し、スマートフォンやパソコンのように情報をやりとりできる。そんな夢のような世界を実現させようとしているのが、東京大学の石川正俊教授らの研究グループだ。今年の5月には、自分の手のひらをスマートフォンのディスプレイに変身させ、しかも触れることなく触覚刺激まで感じられる、新しいシステムを発表した。石川さんと共同研究者の東京大学の篠田裕之教授に、今回開発したシステム、そして高速センサー技術が可能にする未来の情報環境について話を聞いた。
著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.4, no.6, pp.16, 2007

<p>【「中秋の名月 未来館でお月見!2007」を開催】秋といえば日本人に親しみのあるお月見の時期。古くから続いてきたこの行事に合わせて、今年も月や宇宙に関する先端科学を紹介します。</p><p>【地下展 UNDERGROUND--空想と科学がもたらす闇の冒険】私たちの足下に広がる地下世界。昔から空想豊かに語られてきた地下の闇の世界を、独自の視点で描き出します。</p><p>【Original goods】「チョコバイト」 ビットと呼ばれる0(白)と1(黒)で表現するデジタルメッセージ。ビット× 8(1箱)=1バイトで、1つの文字を表すチョコレートです。</p>
著者
国立研究開発法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2016, no.4, pp.12-13, 2016

昆虫の脱皮や変態に必要なステロイドホルモンを合成する遺伝子がお化けの名前になっている!? マンガ家Toriさんが、お化け遺伝子を呼び出すたんぱく質「ウィジャボード(西洋版「こっくりさん」で霊を呼び出す文字盤)」を発見した筑波大学生命環境系の丹羽隆介准教授を訪ねた。
著者
国立研究開発法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.4, pp.3-7, 2015

イノベーション時代に合わせた国の新しい法人制度が12年ぶりに発足する。科学技術振興機構(JST)や宇宙航空研究開発機構(JAXA)など30の公的研究機関が4月1日から「国立研究開発法人」として衣替えし、日本医療研究開発機構(AMED)が新設された。日本の強みを生かした制度で、大学の若手研究者や企業からの期待も大きい。わが国の科学技術戦略を実施・推進する中核的な組織であるJSTの中村道治理事長に新制度にかける思いと覚悟を語ってもらった。さらに、この制度の政策・立案に数年がかりで取り組んできた土屋定之・文部科学審議官にはその真の狙いを、森本浩一・内閣府政策統括官には科学技術政策の舵取りの立場から、それぞれの期待や要望を聞いた。
著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.12-13, 2004

海の向こうでは、イチロー選手がメジャーリーグ史上の最多安打を達成したが、東京・本郷の東大キャンパスにも、すごい打者があらわれた。ストライクゾーンに入る球ならどんな球でも打つことができる。その名はー。

1 0 0 0 JST Front Line

著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.3-5, 2007

<p> 科学技術振興機構(JST)の最近のニュースから</p><p>【研究成果】刻々と変化する有機分子の動きを、電子顕微鏡で直接観察することに成功。「あたかも分子模型を見るかのように」という研究者の長年の夢を世界で初めて実現。</p><p>【開発成功】"熱を電気に変える"―廃エネルギーの再資源化で注目されている熱電変換材料。ありふれた酸化物である「チタン酸ストロンチウム」を使って高い効率を示す熱電変換材料の開発に成功。</p><p>【新規事業】地域イノベーション創出総合支援事業の新プログラム「研究開発資源活用型」。現在、平成19年度新規課題を募集中。</p><p>【コンテスト支援】世界の理数系高校生の夏の祭典、国際科学技術コンテスト。数学、化学、生物、物理、情報……。生物の第二次選考に密着。</p><p>【データベース】研究者数世界2位、論文数世界5位、躍進する中国の科学技術を一覧。中国文献データベース(JSTChina)が4月から本格的にサービス開始。</p><p>【募集】産学共同シーズイノベーション化事業 「顕在化ステージ」課題募集中。</p><p>【フォーラム】コーディネータ間のネットワーク形成を支援する「イノベーションコーディネータフォーラム」を開催。</p>
著者
国立研究開発法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2017, no.5, pp.3-11, 2017

大阪大学は、JSTの「センター・オブ・イノベーションプログラム(COI)」が支援する拠点の1つ。脳の状態を検知し、活性化する「脳マネジメント」により、潜在力を発揮できる個人「スーパー日本人」の育成をめざし、医学や脳科学の成果を理工学の最新技術と連携させる研究を産学連携で進めている。

1 0 0 0 JST Front Line

著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.7, no.6, pp.3-5, 2010

<p>科学技術振興機構(JST)の最近のニュースから</p><p>【イベント】国内大学の最先端シーズと産業界のマッチングイベント「イノベーション・ジャパン2010-大学見本市」を開催。</p><p>【受賞】JSTの委託開発により開発された「生体活性傾斜機能を有する人工股関節」が第35回井上春成賞を受賞!</p><p>【研究成果】悪玉細胞と思われていた「好塩基球」がダニ防御に活躍! 吸血ダニに対する生体防御の仕組みを解明</p><p>【研究成果】最も小さな遺伝子の驚くべき役割が明らかに! 極小ペプチドによる発生制御の仕組みを発見</p><p>【シンポジウム】RISTEXとブリティッシュ・カウンシルが共催でシンポジウム「社会的課題解決に資する新しいイノベーティブな取り組み」を開催</p><p>・幅広い分野にわたる科学技術の話題を分かりやすく紹介・解説するインターネットニュース番組「サイエンス ニュース」が新しくなりました。</p><p>・9月15日(水)~23日(木・祝)の8日間、中秋の名月に合わせて「中秋の名月 未来館でお月見!2010」を開催します。</p>

1 0 0 0 NEWS & TOPICS

著者
国立研究開発法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.5, pp.14-15, 2015

<p> JSTの最近のニュースから</p><p>【研究成果】ナノグラフェンを精密に作る</p><p>【研究成果】A-STEPの成果から医療系ベンチャー2社が誕生</p><p>【話題】ナノテクを支える現代の匠</p><p>【話題】千葉県代表渋谷教育学園幕張高等学校が優勝 特別シンポジウムには天野浩名古屋大学教授らが登壇</p>

1 0 0 0 NEWS&TOPICS

著者
国立研究開発法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2019, no.2020, pp.14-15, 2020

<p>JSTの最近のニュースから</p><p>【研究成果】キンメモドキは餌の酵素で光る 消化分解せず使う仕組み、バイオ医薬品に道</p><p>【研究成果】胃を切除すると大腸がん関連細菌が増加 便の解析で併発症予防に貢献</p><p>【話題】J-STAGE運用開始から20年 登載誌数が3000誌に到達 日本の科学技術情報を世界へ発信</p><p>【話題】気候変動をテーマにしたオリジナルSDGsワークショップ 素材やマニュアルを無料公開中</p>
著者
独立行政法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2, no.6, pp.4-7, 2005

<p>9月1日は「防災の日」。日本列島ではこの夏も関東や宮城県沖で大きな地震があったばかり。いま防災の新しい考え方は「災害をゼロにする」から「災害をできるだけ減らす」という『減災』へと転換した。災害体験で得た教訓を継承し、住民の避難システムの確立も求められている。海外からも注目される日本での最新の地震・津波研究を追った。</p>

1 0 0 0 NEWS & TOPICS

著者
国立研究開発法人科学技術振興機構
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
JSTnews (ISSN:13496085)
巻号頁・発行日
vol.2020, no.10, pp.5-8, 2020

<p>【開催報告】国際科学オリンピック初のリモート開催 主催者の思いと金銀メダルを報告</p><p>【開催予告】私たちの「Life(生命、生活、人生)」はどう変化していくのか</p><p>【研究成果】安価で超高精度な抗原検査法 新型コロナウイルスを迅速に検出</p>