- 著者
- 塩原 淳平
- 出版者
- 大阪府立大学
- 雑誌
- 言語文化学研究. 言語情報編 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- vol.1, pp.75-100, 2006-03-31
9 0 0 0 OA 学校国文法成立史研究序説
- 著者
- 山東 功
- 出版者
- 大阪府立大学
- 雑誌
- 言語文化学研究. 日本語日本文学編 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- vol.2, pp.17-44, 2007-03
6 0 0 0 IR 明治二〇年代の学校国文法教科書--落合直文・小中村義象『中等教育日本文典 全』について
- 著者
- 山東 功 Santo Isao
- 出版者
- 大阪府立大学人間社会学部言語文化学科
- 雑誌
- 言語文化学研究 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- no.5, pp.1-18, 2010-03
4 0 0 0 IR 大槻以後 : 学校国文法成立史研究
- 著者
- 山東 功
- 出版者
- 大阪府立大学人間社会学部言語文化学科
- 雑誌
- 言語文化学研究 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- no.7, pp.1-20, 2012-03
3 0 0 0 IR 金時鐘・幻の第三詩集『日本風土記Ⅱ』論(下)猪飼野の風景と民衆
- 著者
- 浅見 洋子
- 出版者
- 大阪府立大学人間社会学部言語文化学科
- 雑誌
- 言語文化学研究 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- no.7, pp.1-34, 2012-03
2 0 0 0 IR 研究ノート : サブカルチャーに偏在するドイツ語について
- 著者
- 中村 直子
- 出版者
- 大阪府立大学人間社会システム科学研究科 人間社会学専攻言語文化学分野
- 雑誌
- 言語文化学研究 = Journal of language and culture (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- no.14, pp.27-34, 2019-03
2 0 0 0 IR 中国文学と太宰治 : 『聊斎志異』「黄英」と「清貧譚」
- 著者
- 松田 忍
- 出版者
- 大阪府立大学人間社会システム科学研究科言語文化学専攻
- 雑誌
- 言語文化学研究. 日本語日本文学編 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- vol.13, pp.1-12, 2018-03-31
2 0 0 0 IR 平曲譜本の音便表記 : 青洲文庫本平家正節と尾崎家本平家正節(2)
- 著者
- 奥村 和子 Okumura Kazuko
- 出版者
- 大阪府立大学人間社会学部言語文化学科
- 雑誌
- 言語文化学研究 = Journal of language and culture (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- no.8, pp.1-12, 2013-03
2 0 0 0 OA 対象年代と性差からみる雑誌の文章 : リード文を題材に
- 著者
- 増田 祥子
- 出版者
- 大阪府立大学
- 雑誌
- 言語文化学研究. 言語情報編 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- vol.2, pp.117-136, 2007-03
2 0 0 0 OA 痕跡の所有 : 作者表象の発生論的考察
- 著者
- 山崎 正純
- 出版者
- 大阪府立大学
- 雑誌
- 言語文化学研究. 日本語日本文学編 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- vol.3, pp.23-36, 2008-03
- 著者
- 塩原 淳平
- 出版者
- 大阪府立大学人間社会学部言語文化学科
- 雑誌
- 言語文化学研究. 言語情報編 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- vol.1, pp.75-100, 2006-03-31
1 0 0 0 OA 対象年代と性差からみる雑誌の文章 : リード文を題材に
- 著者
- 増田 祥子
- 出版者
- 大阪府立大学人間社会学部言語文化学科
- 雑誌
- 言語文化学研究. 言語情報編 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- vol.2, pp.117-136, 2007-03-31
1 0 0 0 OA 動物説話試論 : 『古今著聞集』『今昔物語集』所載説話を対象に
- 著者
- 田中 宗博
- 出版者
- 大阪府立大学人間社会システム科学研究科人間社会学専攻言語文化学分野
- 雑誌
- 言語文化学研究 日本語日本文学編 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- vol.15, pp.69-87, 2020-03-31
1 0 0 0 OA 「もっと」「さらに」の意味内容の違いについて
- 著者
- 陳 建明 Chen Jianming
- 出版者
- 大阪府立大学人間社会学部言語文化学科
- 雑誌
- 言語文化学研究. 言語情報編 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- vol.5, pp.91-104, 2010-03-31
1 0 0 0 IR <悪意>が転移する従順な<僕>の身体 : 大江健三郎「奇妙な仕事」論
- 著者
- 山崎 正純
- 出版者
- 大阪府立大学
- 雑誌
- 言語文化学研究. 日本語日本文学編 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- vol.1, pp.25-37, 2006-03-31
- 著者
- Kondo Naoki
- 出版者
- 大阪府立大学
- 雑誌
- 言語文化学研究. 英米言語文化編 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- vol.2, pp.23-36, 2007-03
1 0 0 0 OA ロバート・カーターとコロトマンの「家族」
- 著者
- 滝野 哲郎
- 出版者
- 大阪府立大学
- 雑誌
- 言語文化学研究. 英米言語文化編 (ISSN:18805922)
- 巻号頁・発行日
- vol.3, pp.15-27, 2008-03
タバコ・プランターが台頭していたヴァージニア植民地において、18世紀初頭から約30年間、誰にもまして富を蓄積し強い政治権力を握っていたのが、ロバート・カーター(1663-1732)である。当時、彼は"キング"・カーターと呼ばれていた。カーターは、若くして、莫大な遺産を手に入れた。父ジョン・カーターは、1640年ごろにイギリスからヴァージニアに移り住み、土地を獲得して財を成し、植民地政治にもかかわって、カーター家の地歩を固めた。長男ジョンがその資産の多くを引き継いだが、1690年に他界してしまったため、次男であったロバートがその残された財産を受け継ぐことになった。ロバート・カーターは、この遺産をもとにして精力的に土地を取得し、プランテーションを拡大し、急速に収益を増やしていった。地域社会では、治安判事、教区委員、民兵隊大佐、代議員を務め、植民地政治においては32年間にわたって参議会の一員、のちにその議長となり、イギリス本国からの総督が1年あまり不在となったときには総督代理として植民地の統治にもあたったのである。カーターが屋敷を構えていたのは、植民地の首都ウィリアムズバーグから北東50キロにあるランカスター郡コロトマンである。父親が1650年ごろに移り住んだこの地は、カーターが生まれ育ち、若い頃に渡英した6年間のあと、晩年まで暮らしたところである。ここで彼は、2度結婚し、多くの子どもを育て上げた。またこの場所には、タバコを栽培する広大なプランテーションがあって、多数の奴隷が労働力として使われていた。コロトマンで暮らすカーターの様子について知る手がかりとなるものは、当時彼が書き送った数多くの書簡である。現存しているもののほとんどは1720年代以降のもので、そこには60歳代の頃のカーターが、家族・使用人・奴隷とかかわりながら暮らしている様子が記されている。カーターは、妻や子どもだけでなく、コロトマンで生活する使用人や奴隷すべてを含めて「自分の家族」という。彼は、コロトマンの主人としてこの「大きな家族」の「世話」をしていたのである。小論では、ヴァージニアのプランターとして富と権力を極め"キング"と呼ばれたカーターが、コロトマンでいかに「家族」の「世話」をしていたかについて1720年代の書簡を中心に考察してみたい。