著者
阿久津 智
出版者
拓殖大学言語文化研究所
雑誌
拓殖大学語学研究 = Takushoku language studies (ISSN:13488384)
巻号頁・発行日
vol.139, pp.1-27, 2018-12-22 (Released:2019-01-28)

係り結びは,高校の古典文法書などにおいては,主に係助詞と文末の用言との呼応関係(いわゆる「係り結びの法則」)として取り上げられている。係り結びは,日本語文法の歴史的研究における重要なテーマであり,この現象に関する研究は,古くから多角的に進められている。その近年の成果を古典文法学習に取り入れることを考えた場合,統語論的観点から,構文として取り上げるほかに,談話分析的観点から,文章中における役割を取り上げることなどもできるであろう。

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紀要論文 古典文法学習における係り結び https://t.co/up7j926LZ0

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