著者
小笠原 寛弥 鈴木 育男 山本 雅人 古川 正志
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
ネットワークが創発する知能研究会(JWEIN10)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.4, 2010-08-20

「行為を決定するのは,行為者の属性と自身を取り囲む関係構造である.」これは複雑ネットワーク科学の 研究がなされる以前から社会学等でも扱われてきた,ネットワーク科学における基本的な考え方である.本研究では,こうした関係構造を結合振動子を用いてモデル化し,その性質や構造,成長におけるダイナミクスを明らかにする.更に,ノード間の相互作用とネットワークの成長の関係性について明らかにする.