著者
天野 和彦 金堀 利洋 中村 文信
出版者
筑波技術大学学術・社会貢献推進委員会
雑誌
国立大学法人筑波技術大学テクノレポート (ISSN:18818587)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.151-160, 2008

筑波技術大学保健科学部としては第1回、筑波技術短期大学視覚部時代からは通算で6回目のアメリカ研修を平成19年3月7日から同15日までの日程で行った。 研修期間の前半は大学間交流協定締結校のひとつであるニューヨーク州立大学バッファロー校(UB)を訪れた。訪問した学内の障害補償支援センターやニューヨーク州西部生活自立支援センターでは、高等教育機関やニューヨーク州・アメリカ国内における障害者支援や社会自立について理解を深めた。語学研修センターでは実際の授業に参加する機会を得た。 期間の後半は場所をニューヨーク市に移して、参加学生自らの立案により、東洋医学に関するプログラムを提供しているパシフィック・カレッジ・オブ・オリエンタル・メディスン(PCOM)を主たる研修先として訪問した。そこでは、アメリカ国内での東洋医学の現状と今後の展望などについて理解を深めた。
著者
黒木 速人 三好 茂樹 白澤 麻弓
出版者
筑波技術大学学術・社会貢献推進委員会
雑誌
国立大学法人筑波技術大学テクノレポート (ISSN:18818587)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.181-185, 2008

日本聴覚障害学生支援ネットワーク(PEPNet-Japan)では、アメリカ視察を年1回ほど実施している。アメリカではADA法が整備されていることからも聴覚障害学生支援が盛んであり、支援体制や機器導入に関して色々と参考になる点が多いためである。今回は、先端技術を用いた支援方法を知る目的で視察を企画した。視察を行った地域は最北東部に位置するMaine州であり、この地域は地理的・歴史的な背景から、遠隔による支援が盛んな地域である。本報告では、文字通訳・字幕に関連する内容を取り上げて報告を行う。