著者
藤井 義明 児玉 淳一 福田 大祐
出版者
土木学会
雑誌
土木学会年次学術講演会講演概要集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.73, pp.285-286, 2018-08-31

人類の存亡に関わる巨大災害として小惑星の衝突・破局噴火・都市直下型地震・海溝型の巨大地震などが挙げられる。小惑星については、既に衝突を予防するための研究が開始されている。噴火や地震については、これらの予知が可能で、かつ、住民の避難に成功したところで、主に人的被害が減るだけで、インフラは壊滅する。ところが、これらを制御、さらに予防することができれば、被害はゼロになる。そこで、ここでは、超臨界発電を用いた破局噴火の予防、注水による直下型地震の予防、地下核爆発を用いた巨大地震の予防について提案し、コストとリスクについて検討する。