著者
宮本 大輔
出版者
奈良県農業技術センター
雑誌
奈良県農業技術センター研究報告 (ISSN:13456393)
巻号頁・発行日
no.37, pp.47-52, 2006-03

台湾では台湾龍井茶、台湾碧螺春茶、紅茶、包種茶、ウーロン茶、中国では、龍井茶、径山茶、安渓鉄観音茶、武夷ウーロン茶、ジャスミン茶について、その生産、製造および選別方法などについて視察した。ウーロン茶については特に複雑で高度な製茶方法であったが、龍井茶等の釜炒り製緑茶については比較的簡易であった。日本向けの蒸し製緑茶生産状況は、品種や栽培技術の程度から考えて、当分は下級品の生産が中心と思われたが、その潜在的な供給能力は非常に高いと思われた。
著者
杉山 高世
出版者
奈良県農業技術センター
雑誌
奈良県農業技術センター研究報告 (ISSN:13456393)
巻号頁・発行日
no.36, pp.41-45, 2005-03
被引用文献数
1

インドネシア、タイおよびベトナムの3カ国はいずれもコメの主要生産国であるが、その加工・利用はごはんとしてだけではなく、麺や菓子、飲料類にも及んでいる。豆類ではいずれの国でもリョクトウの利用が多く、日本と同様もやしとして利用するほか、日本のアズキのようにお菓子にもよく利用されている。