1 0 0 0 IR 『アルセーヌ・ギヨ』について : 聞き手の役割
- 著者
- 宮内 達夫
- 出版者
- 関西学院大学
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- vol.13, pp.1-16, 1979-12
1 0 0 0 IR 『聖ブランダンの航海』における中途半端な天使
- 著者
- 伊藤 了子
- 出版者
- 関西学院大学
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- vol.16, pp.(巻末よりの頁付)1-18, 1982-12
1 0 0 0 OA 「メロドラム」小論(二) : 大革命とロマン派をつなぐ文学の一面
- 著者
- 片山 正樹 Masaki Katayama
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- no.2, pp.32-42, 1966-11-25
- 著者
- 西村 美咲 Misaki Nishimura
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- no.50, pp.93-108, 2016-12-25
1 0 0 0 OA 「見者の手紙」に見られるデカルトあるいは感覚の復権
- 著者
- 三好 美千代 Michiyo Miyoshi
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- no.25, pp.19-32, 1991-12-25
- 著者
- 伊勢 晃 Akira Ise
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- no.40, pp.1-14, 2006-12-25
1 0 0 0 OA ランボー「見者書簡」の詩人像について
- 著者
- 田中 直紀 Naoki Tanaka
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- no.48, pp.107-122, 2014-12-20
1 0 0 0 OA ルイーズ・ラベ : 狂気へのオマージュ
- 著者
- 饗庭 千代子 Chiyoko Aiba
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- no.30, pp.9-20, 1996-12-25
1 0 0 0 OA トリスタン物語と海
- 著者
- 三木 賀雄 Yoshio Miki
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- no.30, pp.202-214, 1996-12-25
1 0 0 0 IR SFの二人の先駆者 : ジュール・ヴェルヌとヴィリエ・ド・リラダン
- 著者
- 中島 廣子
- 出版者
- 関西学院大学
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- vol.30, pp.163-175, 1996-12
1 0 0 0 OA 飛躍の拒否、ヴァレリーのドガ論をめぐって
- 著者
- 安野 麻子 Asako Yasuno
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- no.34, pp.67-80, 2000-12-25
1 0 0 0 IR P・グリパリ『ピポ王子』 : 反昔話としての評価
- 著者
- 谷 恭子
- 出版者
- 関西学院大学
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- vol.22, pp.1-11, 1988-12
1 0 0 0 OA プルーストとコレット : ジェンダーをめぐって
- 著者
- 吉川 佳英子 Kaeko Yoshikawa
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- no.43, pp.53-65, 2009-12-25
1 0 0 0 OA hyperboleをめぐって : 福永武彦によるマラルメ読解
- 著者
- 岩津 航
- 出版者
- 関西学院大学
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- vol.38, pp.41-53, 2004-12-25
1 0 0 0 OA ジャン=ジャック・ルソーの『ピグマリオン』 : 「メロドラム小論」余録その1
- 著者
- 片山 正樹 Masaki Katayama
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- no.3, pp.45-56, 1967-11-25
- 著者
- 中島 麻子 Asako Nakajima
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- no.31, pp.93-105, 1997-12-25
1 0 0 0 OA アポリネールの散文作品における笑い : 短篇作品「虐殺された詩人」を中心に
- 著者
- 伊勢 晃
- 出版者
- 関西学院大学
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- vol.41, pp.1-11, 2007
- 著者
- 東浦 弘樹
- 出版者
- 関西学院大学
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- vol.20, pp.63-76, 1986-12
1 0 0 0 OA ボードレールの中のパスカル
- 著者
- 安野 麻子 Asako Yasuno
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- no.37, pp.169-182, 2003-12-25
1 0 0 0 OA ランボー『地獄の季節』における労働
- 著者
- 田中 直紀
- 出版者
- 関西学院大学
- 雑誌
- 年報・フランス研究 (ISSN:09109757)
- 巻号頁・発行日
- vol.40, pp.81-94, 2006
ランボーによる散文詩作品『地獄の季節』(1873)は九つのパートをもってひとつの物語をなす。彼の二通のいわゆる「見者書簡」(1871)に示された文学理論の実践による作品であると同時に、その実践の過程が物語りの筋となっているところから、見者理論の実践そのものについての作品ということができ、故にランボー自身の伝記もしくは精神の伝記ととらえられてきた。ランボーが書簡で「見者詩人」として提示する詩人像は、ロマン派の預言者的詩人像を汲むものあり、人間精神に「未知なるもの」をもたらし、その根本的変革を図るものとして、プロメテウスに喩えられている。『地獄の季節』の語り手はランボーの分身のような人物であり、神秘を暴く魔術師を自称し、キリスト教思想と近代の進歩主義をともに否定対象としている。そして労働の推奨は語り手の叛逆対象者の思想の中に位置を占め、語り手の挑戦は常に労働の拒否をともなっているのであった。本論では、語り手の試みの何たるかと、その放棄への軌跡とを裏側から浮かび上がらせる鍵として、作中における労働についての言及を追っていくことにする。