著者
五明 誠 原田 陽雄 岡野 泰典 鳫 大樹 浦野 千里 有沢 宏
出版者
一般社団法人 日本液晶学会
雑誌
日本液晶学会討論会講演予稿集 2007年 日本液晶学会討論会 (ISSN:18803490)
巻号頁・発行日
pp.99, 2007 (Released:2009-04-01)

ゼラチンと寒天のゾルゲル変化を応用して、単層稠密にPDLC構造を作成するアイデアを考案し、実験検証した。プロセス中のゼラチンと寒天の温度をコントロールすることで、ゾル状態のゼラチンエマルジョンの上に、ゲル状態の寒天層が積層される状態を作り出した。その結果、固いゲル状態の寒天層が液晶ドロップを押し込む効果が発現し、多角柱に変形した液晶滴が単層稠密に配置され、かつ表面がフラットなPDLC構造を実現した。
著者
松久 裕子 鷹尾 祐樹 Yuhua Huang Shin-Tson Wu 藤井 彰彦 尾崎 雅則
出版者
一般社団法人 日本液晶学会
雑誌
日本液晶学会討論会講演予稿集 2007年 日本液晶学会討論会 (ISSN:18803490)
巻号頁・発行日
pp.63, 2007 (Released:2009-04-01)

コレステリック液晶はストップバンド端において光の群速度異常が誘起されるため、レーザーデバイスへの応用が可能となる。しかしながら、これまでのコレステリック液晶を用いたレーザー発振では、ストップバンド端における群速度異常はレーザーの出力光にのみ用いられてきた。我々はこの群速度異常を出力光のみならず、入力される励起光にも利用することによりレーザー発振の低閾値化及び高効率化を試みた。