著者
中村 秀次
出版者
熊本大学
雑誌
熊本ロージャーナル
巻号頁・発行日
no.3, pp.41-153, 2010-01

本資料は、刑法の諸原則のうち、罪刑法定主義、法益保護の原則及び刑法の解釈原理など、そして、行為、不作為及び因果関係に関すると思われる裁判例を取り上げており、一般的に教育、研究の資料として参考に供されることを意図している。判示事項、因果関係の概要、判決要旨(決定要旨)、判決理由(決定理由)の項目に分けて、適宜取捨するなどして配列したものである。単純な資料であり、本体部分に解説などは特に付していない。
著者
中村 秀次
出版者
熊本大学
雑誌
熊本ロージャーナル
巻号頁・発行日
vol.2, pp.113-161, 2008-03-28

本資料は、刑法の効力のうち、いわゆる場所的効力及び時間的効力に関すると思われる裁判例を取り上げて、一般的に教育、研究の資料として参照されることを意図している。判示事項、事実関係の概略、判決要旨(決定要旨)・判決理由(決定理由)の3項目に分けて、適宜取捨するなどして配列したものである。単純な資料であり、本体部分に解説などは特に付していない。一部、関連性に疑問のあるものもあるが、便宜上そのまま収録してある。\本資料に掲げた判例は、おおむね平成18年末日までに公刊された判例集その他に登載されたものによっている。
著者
小野 義美
出版者
熊本大学
雑誌
熊本ロージャーナル
巻号頁・発行日
no.2, pp.3-24, 2008-03

本稿は、非嫡出子の戸籍続柄区別記載問題について、最高裁の判断により確定判決とされ、かつ、法務省立法担当者によって高く評価されたことにより重要な位置付けが与えられた本件控訴審判決が、どのような判決理由を展開しているのか、非嫡出子の差別問題を解決する上で、どのような意義と問題点をもっているのかについて検討することを中心的課題とする。