著者
齋藤 嘉夫
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集 23(2006) (ISSN:24330655)
巻号頁・発行日
pp.20-21, 2006-08-04 (Released:2017-07-20)

電荷Qで帯電した半径aの金属球殻表面の電場は1/2Q/(4πε_0a^2)であると考えられているがそれは間違いであり,Q/(4πε_0a^2)であることを明らかにした.間違いの原因は,求める位置の電場の成分が積分に含まれていないことであった.これにより,金属球殻表面でもガウスの法則が成立し,静電応力も正しく説明できる.
著者
山田 達之輔
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集 23(2006) (ISSN:24330655)
巻号頁・発行日
pp.65-66, 2006-08-04 (Released:2017-07-20)

筆者は,物理チャレンジの組織委員として物理チャレンジ2005,物理オリンピックに関わってきた。残念ながら,高校教員の間では,物理オリンピックに関する関心や認知度が高いとは言えないのが現状である。そこで物理オリンピック問題の特徴を分析して,オリンピックレベルの物理と高校物理との関係を明らかにする。そして物理オリンピックの問題に対応するためにどんな物理が必要であるかを示す。