出版者
早稲田大学産業経営研究所
雑誌
産研シリーズ
巻号頁・発行日
no.42, pp.1-137, 2007-09-30

「ダイレクト・マーケティング研究-海外ジャーナル抄訳集No.4-」について 〔ルディー和子〕 / eマーケティング時代の到来か? -eマーケティングの浸透と企業の業績に関する調査- 〔加藤祥子〕 / マルチチャネル環境における消費者 : 製品の効用、プロセスの効用およびチャネル選択 〔大瀬良伸〕 / 小売チャネル間におけるただ乗りと顧客維持 〔佐藤志乃〕 / イメージ相互作用技術が、オンライン・ストアにおける消費者行動に及ぼす影響 〔中野香織〕 / モバイル・コマースにおける顧客ロイヤルティ決定要因の考察 〔五十嵐正毅〕 / リレーションシップ・マーケティングのプロセス : コミュニケーション、相互作用、ダイアログ、価値 〔松本大吾〕 / 参考文献
出版者
早稲田大学産業経営研究所
雑誌
産研シリーズ
巻号頁・発行日
vol.13, pp.1-209, 1985-03-31

まえがき 〔松原昭〕 / ソ連社会主義の消費協同組合 〔松原昭〕 / 現代ソ連の労働組合 〔松原昭・影山摩子弥訳〕 / ソ連の就職制度 〔染谷武彦〕 / ドイツ民主共和国 (DDR) における労働者と労働組合 〔近藤武〕 / 中国社会主義の労働に応じた分配問題 〔折戸洪太〕 / 社会主義経済発展の「動力」問題 〔折戸洪太〕 / 中国の人口理論 〔折戸洪太〕 / 中国公民の合法的収入試論 〔西村幸次郎〕
著者
Forsythe Sandra M. Shi Bo 佐藤 志乃
出版者
早稲田大学
雑誌
産研シリーズ
巻号頁・発行日
vol.36, pp.33-46, 2005-05-31

ネット・ショッピングはインターネットの用途のなかでもっとも急速に成長してきた分野である。しかしネット利用者のほとんどは、オンラインで集めた情報をもとにして実際の購入はオフラインで行っている。消費者がオンラインで購入したがらない理由として障壁の存在を挙げる研究者は少なくない。しかし、これまでそういった障壁について理論的に検討されることはなかった。本研究はネット・ショッピングから連想される知覚リスクの特徴とともに、ネット・ショッピングの際に知覚されるリスクの類型とネット愛顧行動との関係を、知覚リスクの理論的なフレームワークに基づいて検討する。具体的には、ネットで購買する入や購買せずに検索のみ行う人に影響するような4つのタイプの知覚リスク-金銭面、製品のパフォーマンス面、心理面、そして時間や利便性を失うといったリスク-とその人の人口統計学的特徴との関係、そしてネット愛顧行動に対して知覚リスクが及ぼす影響、これらについて検討した。その結果、知覚リスクはネット・ショッピングに対する障壁を説明する要因として有効であるという知見が得られた。こうした知覚リスクのフレームワークからネット愛顧行動を検証するモデルを提案すると同時に、経営上のインプリケーションや今後の研究についての指針も示している。