著者
桑原 真人 クワバラ マサト Masato Kuwabara
雑誌
産研論集
巻号頁・発行日
vol.12, pp.155-159, 1993-12-25
著者
胡 仁[ユウ]
出版者
札幌大学
雑誌
産研論集 (ISSN:09169121)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.15-20, 2012-03

情報技術の発展につれて,企業における会計処理のモードが徐々に手動記帳から電子化に,また電子化から情報化に発展してきた。財務報告も紙ベースから電子ベースに移行してきた。情報技術の発展は会計データの集計,加工,処理,開示と分析方法を変更しただけでなく,伝統的な監督とリスク制御方法も変更し,財務報告の適時性や信頼性やセキュリティに対してより高い要求を出した。本文は情報技術をもとに,中国の監督やリスク管理におけるチャレンジ及びXBRL技術が会計処理のモードとプロセス,監督とリスク管理にもたらした変革を研究し,XBRLが監督駆動の属性を持っているか,どのように監督とリスク制御をもっと効率化するかを分析する。情報技術の発展につれて,企業における会計処理のモードが徐々に手動記帳から電子化に,また電子化から情報化に発展してきた。財務報告も紙ベースからインターネット財務報告に移行してきた。情報技術の発展は会計データの集計,加工,処理,開示と分析方法,財務報告の作成方法を変更しただけでなく,伝統的な監督とリスク制御方法も変更し,財務報告の適時性や信頼性やセキュリティに対してより高い要求を出した。この文章は情報技術が監督分野のリスク制御にもたらした影響及びインターネット財務報告のXBRL技術が監督駆動属性を持っているか,監督とリスク制御をよりよく効率化できるかを研究する。
著者
飯澤 理一郎 Riichiro Iizawa
雑誌
産研論集
巻号頁・発行日
vol.41, pp.19-29, 2011-02
著者
小山 修
出版者
札幌大学
雑誌
産研論集 (ISSN:09169121)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.259-288, 1999-03-30
被引用文献数
1

福祉国家と呼ばれるスウェーデンでは,長い安定的な労使関係のもとで,積極的な産業政策が採用され,イギリスに端を発してノルウェーなど北欧諸国で発展した社会・技術システム論の実践の場として,1970年代からユニークな生産システムが導人されてきた。テイラリズム,フォーディズムに基づく大量生産型の生産システムに代わって,効率性と人間性とを適合させ,コンベア・ベルトによる流れ生産ラインを廃止して「自律的作業チーム」による新しい生産システムが,総合輸送機械メーカーのボルボなどスウェーデン企業で実践されてきた。その思想やシステムは,同社に因んでボルボイズムと呼ばれたり,働く人間の要求に合わせて工場の形や技術システムを転換し,少人数チームで全車組立を行う組織・管理システムを形成したカルマル工場やウデヴァラ工場にちなんで,カリマリズムとかウデヴァリズムと呼ばれている。本稿では,これらをスウェーデン・モデルの生産システムの実証例としてとらえ,その特質と動向を探る。
著者
黄 維徳 陳 欣
出版者
札幌大学
雑誌
産研論集 (ISSN:09169121)
巻号頁・発行日
no.34, pp.41-48, 2007-03

この論文は使用者ブランド理論に基づいて,使用者ブランドの価値提供モデルを提起し,使用者ブランドの社内確立についての新しい分析方法を提供する。筆者は使用者ブランドの価値は使用者が従業員に提供する価値によって決まるが,提供の価値量はそこから生じた利益とコストに関わると考えている。最後に,上海におけるいくつの日系企業の従業員に聞き取り調査を行い,価値提供理論の角度から日系企業の上海の労働市場における使用者ブランドの現状について述べてみたい。