著者
小坂 信二
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 令和3年度大会(福島)学術講演論文集 第1巻 給排水・衛生 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.49-52, 2021 (Released:2022-11-02)

懸案のトリチウムが残った処理水を海洋放流する方針となった。WHO基準濃度、飲料水基準濃度より海水を利用して大幅に希釈して今後30~40年にわたって放流する。現在日本の社会活動、企業活動はSDGsを基本理念に活動が行われようとしてきている。グローバルな視点で、処理水と日本の豊富な水資源を活用し、30~40年かけて砂漠に森林を創生し、世界の多くの水不足の国々や、地球環境に少しでも貢献できるような構想を検討する必要があると考え提案する。