著者
鈴木 崚太 長野 克則 外川 純也 鍋島 佑基
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第4巻 通風・換気 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.9-12, 2015 (Released:2017-11-15)

室内空気質の保持と省エネルギー性の向上を目的として静止型全熱交換換気システムが導入されている。静止型全熱交換器の熱交換素子には、高い水蒸気透過性能と室内汚染物質に対するガスバリア性が必要とされている。本報では全熱交換素子として用いられているビスコース加工紙と、高い透湿性能を持つ種々の透湿膜の透湿性能と臭気物質の移行性について評価を行った。また、試験の安定性の向上を目的として新たな臭気移行試験の装置を提案した。
著者
藤田 美和子 荻田 俊輔 吉野 一 山田 敏弘
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第4巻 通風・換気 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.49-52, 2015 (Released:2017-11-15)

学校給食施設は衛生管理が必要であるが、設備や施設形状が特殊であるため、換気空調設計が難しい。しかし、地元の設計事務所が設計する場合が多く設計ノウハウが蓄積されにくく、経済的な理由により、温度調節しない外気を直接施設内に導入することで暑い環境となっている施設が多い。 本研究では、学校給食施設における適正な換気・空調方式を検討するために既存施設の実測調査を実施し、課題を整理することで良好な温熱環境の検討を進める。
著者
山田 一貴 西村 欣英 酒井 孝司
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成27年度大会(大阪)学術講演論文集 第4巻 通風・換気 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.169-172, 2015 (Released:2017-11-15)

本研究は,集合住宅における通風性能の把握やCFD解析の予測精度向上を目的としている。本報では,建物モデルを再現した風洞実験及びCFD解析を行った。実験と解析を比較することで,解析の整合性を検討した。また,解析では乱流モデルに標準k-εモデルとDurbinモデルを用い,2つの乱流モデルの比較検討も合わせて行った。比較した結果,標準k-εモデルよりもDurbinモデルは風洞実験と類似していた。