- 著者
-
荻野 正
- 出版者
- 日本医用画像工学会
- 雑誌
- Medical Imaging Technology (ISSN:0288450X)
- 巻号頁・発行日
- vol.29, no.2, pp.59-64, 2011 (Released:2011-04-13)
- 参考文献数
- 5
在宅医療とは,広義には患者と医者,医療機関が物理的に離れているときの医療行為を含むコミュニケーション形態である.情報通信技術の革新により,在宅医療の可能性は大きく進歩している.本論文では,在宅医療を情報の流れからモデル化し,そこに必要な情報通信技術要素を洗い出した.技術要素には,クラウドコンピューティング,M2M,P2Pコミュニケーション,モバイル端末などの最新技術が含まれる.各技術用途につき,最新の技術動向を紹介する.