著者
上野 修 前川 督雄 本田 学 仁科 エミ 河合 徳枝 大橋 力
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.24, 2010

私たちは、現在の地球環境問題を自然だけでなく社会・文化を含む文明の次元で捉えることを試みている。<死生観>に関わる生命モデルを創り、増殖進化における優位性の検討が可能な人工生命研究と、モデルに対応する生命機構の実在性を検証する生命科学実験との相補的アプローチを進めてきた。その有効性を示す例として、不死の生命よりも有死の利他的生命の優越性を示した「プログラムされた自己解体モデル」を紹介する。

言及状況

Twitter (1 users, 2 posts, 0 favorites)

@masayachiba 無限生命は、実は(有限資源・ばらつき資源環境においては)最適解ではないという研究が。有限不均質な地球型環境では有死生命が不死生命を凌 駕して繁栄。 https://t.co/t0OZgfz01S
@d_nak さんの発表で引かれてた大橋力さんらの「有限状況で資源の偏りがある際には有寿命生命の方が圧倒的に優位」の元はこれか? https://t.co/t0OZgfz01S

収集済み URL リスト