著者
川上 浩司
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

ユーザの能動性や気付きを誘発するなど、不便には益がある。キーボードの刻印を無くして敢えて視覚フィードバックを無くす不便は、知覚─行動サイクルからカップリングへと誘う。不便の益を新たなシステムに実装するアイデアの多くは、ユーザに発見や工夫を許し、自己肯定感を醸成させる仕掛けである。この「許す」から「誘う」に転じる仕掛けはないか、不便益研究の側からは、仕掛学に期待するところ、大である。

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メモ。不便益。メールよりも電話、電話より手紙、手紙は手書きで、、、みたいな?現代も正式な書簡は巻き物みたいな紙に筆で縦書きという世界もあるわけで。オポチュニティリッチのための一つとして。かなぁ。 https://t.co/uefTttd85T
@ichiyaf おつかれ〜.不便益はこちら> (OS招待講演)不便益と仕掛学 https://t.co/FQzjH5Fp 不便益システム研究所 http://t.co/wFHV99pe 京都大学 共生システム論分野研究室 http://t.co/YmJcNAX6

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