著者
河島 茂生
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

本発表では,ネオ・サイバネティクスの理論に依拠しながら,人工知能に関わる倫理的問題の整序-再編を目指す。社会的な領域では人工知能は公正さや公知性を保ちながら社会システムの継続・改善に資することが求められるのに対して,個人的な領域では人工知能の利活用というよりもオートポイエティック・システムとしての相手への配慮が引き続き求められる。人工知能が普及した社会では,こうした複眼的な倫理的観点が欠かせない。

言及状況

Twitter (4 users, 4 posts, 5 favorites)

人工知能学会全国大会の一日目(5月23日)に「人工知能倫理に関わる社会的次元/個人的次元の峻別と交差」というタイトルで発表しますが,発表資料が公開されましたのでお知らせです。残念ながらゆっくりできず,日帰りです。。。https://t.co/vUFwUNtItR

収集済み URL リスト