著者
竹村 典良
出版者
桐蔭横浜大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-04-01 (Released:2015-04-16)

化学物質汚染に関する調査研究を実施した。第一に、「蜂群崩壊症候群による生態系の破壊」に関する調査研究によって、下記のような研究結果が得られた。ミツバチと他の受粉媒介者は世界中で未曽有の規模で死滅している。まずフランスで、次に米国と他の地域で、成虫のミツバチが巣箱を捨て去り、コロニーが崩壊した。米国でこのような被害が生じた2年後、それは「蜂群崩壊症候群」(Colony Collapse Disorder)と名づけられた。大部分の科学者は、「CCDは単一の原因から生じるのではない」ということで意見が一致している。むしろ、近年の生息数の減少は、複数の要因が結合して引き起こされ、崩壊に至ったとする。主要な原因は、栄養摂取のストレス、病原菌、農薬である。第二に、「海洋浮遊プラスティックごみによる海洋環境汚染」に関する調査研究によって、下記のような研究結果が得られた。プラスティックごみによる海洋環境の汚染の規模はきわめて広範囲に及ぶ。プラごみは極地域から赤道まで世界中のあらゆる海洋に浮遊している。海洋環境に向かう固体ごみは海洋ごみと呼ばれる。 海洋ごみは、多数の海洋動物や海鳥がそれにからまれ、あるいは餌と間違えて食することによって、怪我を負わせ、命を奪う。それらには、海鳥、ウミガメ、アザラシ、トド、クジラ、魚類など、多様な種類の生物が含まれる。また、プラスチックごみが化学物質や外来生物を運搬する機能については十分に理解されていないが、それは海洋生物、生態系、人間の健康に潜在的脅威となる。

言及状況

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竹村さんの遂行中の科研の計画もすごく興味ある。ミツバチの問題やっておられるのか。あと海洋プラゴミ。アウトプット多いし、どこかで本にまとめられたりするのかな(期待)。 https://t.co/Q9PS0xgrQx

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