著者
土佐 弘之
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

地質学的「人新世」という危機的局面が突きつけている気候変動問題は、解決困難な「超意地悪問題(super wicked problems)」であるとも言われている。つまり、一見すると科学技術問題のようでいて、基本的には利害関係者が複雑に絡み合っている社会的な集合行為問題ということである。そのような解決困難な事態に直面しての反応を、いくつかのパターンに分け、特に気候変動仮説否認(リスク過小評価)の態度をとるグループの反・再帰性(reflexivity)の政治に焦点を当てて、その政治経済的メカニズムと社会心理学的メカニズムについての解明を行った。

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