著者
高倉 伸有 矢嶌 裕義 高山 美歩
出版者
東京有明医療大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

私たちは、患者とはり師にどのような鍼かを明かさずに(二重盲検法)、骨格筋に刺さる鍼か皮膚に刺さらないプラセボ鍼を用いて肩こりの鍼治療を施し、その効果や首肩の筋血流や筋活動を比較する、厳格な臨床試験を行った。その結果、鍼により肩こりは主観的には改善したが、「鍼を刺す」特異的効果はなく、鍼治療の効果には「プラセボ効果」が含まれる可能性が示された。また、鍼治療による頸肩部の筋血流・筋活動には特異的変化は見られず、鍼による肩こり改善の生理学的メカニズムの解明には至らなかった。一方で、本結果は鍼特有のユニークな現象である可能性があり、「鍼のプラセボ効果」について興味深い示唆を与えるものと考える。

言及状況

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@k_hirahata @freeze210929 鍼が刺入されない「疑似鍼」を使って優位差を…ってことらしいのですが、私の目には「ツボを押しているから擬似になっていない」鍼に思えるので個人的には「何なんだかなぁ~」です。 こんな1例 https://t.co/88VssrZrxS

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