著者
中村 孝司
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

リンパ節へ優れた移行性を示す微小サイズの脂質ナノ粒子、リンパ節内のT細胞へ効率的に取り込まれる微小サイズ負電荷脂質ナノ粒子、抑制性樹状細胞の抑制性遺伝子IDO1をノックダウン可能なsiRNA搭載脂質ナノ粒子、免疫細胞への毒性を軽減する戦略に関する知見を得ることができた。特に、マイクロ流路デバイスを用いて調製した脂質ナノ粒子によるリンパ節デリバリーに関する成果は世界初である。これらの成果は、リンパ節を標的とした脂質ナノ粒子によるがん免疫療法の開発に有用な知見を与える。

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微小サイズかつ負電荷の脂質ナノ粒子がリンパ節内のT細胞へ効率的に取り込まれるという知見は、T細胞を標的とした脂質ナノ粒子開発へと繋がる有用なものである。 https://t.co/BmxGPuQEJz https://t.co/kBvjjsMkbp

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