著者
小澤 正直
出版者
中部大学
雑誌
挑戦的研究(萌芽)
巻号頁・発行日
2017-06-30

量子力学の観測命題の論理である量子論理の上に数学を構築することは、経験と論理と数学を繋ぐ興味深いプログラムである。竹内外史は量子集合論を構築し、そこで定義される実数と量子物理量の同等性を示して、このプログラムに先鞭を着けた。本研究では、量子集合論とトポス量子論の関係を明らかにする問題と竹内の量子集合論で有界量化に対するド・モルガンの法則が成立しない問題の2つの懸案を研究し、解決に導いた。この成果により、量子論理、直観論理、パラコンシステント論理に基づく集合論の間に新しい統合が生まれた

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数学的真理は経験と無関係と考えられてきたが、量子力学は、それとは全く異なるタイプの論理を基礎に持つことが明らかにされてきた RTKAKEN — | 量子集合論による量子基礎論の研究 - https://t.co/X2yS18I2na #おはよう #京都 RT "「Steins;Gate」Opening FULL【AMV】" https://t.co/cRkpoofUfk

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