著者
瀧川 雄一
出版者
静岡大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

植物病原細菌の主要な発病機構であるIII型分泌機構は多くの細菌で見つかっているが、それによらない植物病原細菌の探索と新たな発病機構の解明を試みた所、Pantoea ananatisが該当することを見いだし、系統により植物ホルモン合成遺伝子が主要な病原因子であることを解明し、それを利用した検出システムも構築した。また、イネ、ネギを侵す系統がタバコに過敏感反応様の反応を引き起こすことも明らかにし、機能解析のための変異株の作出に成功した。Rhizobacter dauciやPseudomonas fuscovaginaeにおいてもIII型非依存であることを示し、特異な発病機構の一端を解明した。

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こんな研究ありました:三型分泌機構「非」依存の植物病原細菌の研究(瀧川 雄一) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/18380031

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