著者
小泉 龍人
出版者
国士舘大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

本研究により、人々の暮らしに欠かせぬ「火の利用」の一端に迫ることができた。復原構築した窯による焼成実験の結果、彩文土器の焼成には800℃以上の温度を約1時間維持する必要があり、900℃以上の高温を1時間以上持続させることで西アジア都市形成期の彩文土器に近い硬質な仕上がりとなることを確認した。また、黒色顔料(二酸化マンガン)よりも赤褐色顔料(酸化第二鉄)の吸着に高度な技術が必要であったことも確かめた。

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こんな研究ありました:西アジアの都市化における土器製作技術の多角的研究(小泉 龍人) http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/19520663

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