著者
三瓶 良和 松本 一郎 大平 寛人
出版者
島根大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2019-04-01

近年,蛇紋岩化作用に伴って発生する水素の意義が見直され,地球有機物圏は下部地殻~上部マントル域に飛躍的に広がろうとしている。その発見は生物地球化学的視点から始まったが,メタンおよびプロパン以上の無機起源中~長鎖炭化水素も見つかり地球内部炭素循環の理解の変革が求められている。それら超深度炭化水素・有機物は濃度的には希薄だが地球規模での総量は膨大であり,また炭化水素は移動して集積することができるため新たな炭化水素資源域として見直される可能性も高い。本研究では新たな未解明フロンティアである地下超深部での有機物の特徴と組成,その濃度,炭素の起源,炭化水素生成プロセス等についての解明を行う。

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