著者
石川 亮太
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

朝鮮開港後から韓国併合の前後まで、日朝漁民の紛争事件について可能な限り事例を収集し類型化したうえで、その背景や経緯を掘り下げる。研究方法としての特徴は次の2点にある。(1)日朝両側の文献史料の対照。双方からの紛争の記録を比較するマルチ・アーカイブ手法を採用し、立体的に史実の復元を図る。(2)現地のフィールドワークによる文献史料の検証。水産業のあり方は現地の人文・自然環境に応じて極めて多様であったことに鑑み、紛争の現場を実際に訪れ、文献史料の記述を現地の環境に即して検証する。その際、民俗学・人類学や地理学などの隣接分野の成果を参照し、それらの研究者の協力を仰ぎながら分析の深化を図る。

言及状況

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石川亮太(立命館大学教員) <声明>  韓国は「敵」なのか https://t.co/kmTtll9snn #科研費 朝鮮開港後における漁場秩序の再編過程:日本人出漁の影響を通じて https://t.co/mjtVsGYoK3 配分額 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)

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