著者
栗原 千枝 穂苅 量太
出版者
防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

炎症性腸疾患 (IBD) は原因不明の難治性疾患であるが、病因の一つとして食べ物や腸内細菌などの環境的要因による消化管免疫バランスの破綻が想定されている。近年、加工食品用添加物の一つである乳化剤が、動物モデルの腸内細菌叢を変化させ、腸炎を引き起こすことが報告された。本研究では、乳化剤がどのような機序で腸内環境バランスを破壊し腸炎を誘発するのかを解明し、IBDの予防や治療に結びつけることを目指す。

言及状況

Twitter (4 users, 4 posts, 10 favorites)

菓子類やマヨネーズ等に含まれる乳化剤という添加物がIBDと相性悪いので買い物の際は原材料に気をつけましょう〜 https://t.co/I3PMqD8mkR
https://t.co/I6McWLoBKk 健常なマウスではP80は小腸炎を惹起しないが、小腸炎マウスでは炎症を増悪することが確認された。 どんだけトラップなんだよ… 抗生物質とか薬で体質が変わって、乳化剤ダメになっちゃうパターンもありそう

収集済み URL リスト