著者
村田 大紀
出版者
佐賀大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2019-04-01

靭帯断裂に対する再生医療の応用として近年,in vitroにおいて作製した靭帯様構造物を移植する方法が,実験的に試されている。しかし,靭帯様構造物には人工材料が用いられており,長期にわたる異物反応や自己組織化の阻害など,そこには多くの問題が存在する。そこで申請者はまず,人工材料を用いることなく,これまで開発に携わってきたバイオ3Dプリンタを用いることで,iPS細胞由来間葉系幹細胞からなる,未分化な立体細胞構造体を作製することにした。その後,独自に開発した自動伸展培養容器を用いて,in vitroで靭帯組織へと分化誘導し,靭帯組織体を創出することで,新たな靭帯再建技術の確立を目指すこととした。

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バイオ3Dプリンタ使えば靭帯の再建も目指せるんじゃないか、と思って調べてみたら既に成果出してる研究があった やるぅ https://t.co/EgNiRnSjbv

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