著者
太田 香
出版者
室蘭工業大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2019-04-01

本研究では、災害発生後の電力が極端に不足する状況において、長期間持続でき、かつ安定性が高く、さらに広域で利用可能な情報通信ネットワークの構築に関する研究を行う。提案する耐災害ネットワークは三層から成り、第一層であるD2Dネットワークはユーザの携帯端末で構成され、基地局を介さずに近隣の端末間で通信を行う。第二層であるドローンなどのUAVを利用したWiFiは、UAVがD2DネットワークとLPWAN基地局との橋渡しを担う。第三層であるLPWANは省エネな長距離無線通信を可能にし、D2Dネットワークにインターネット接続を提供する。各層の長所を活かし互いに密接に連携させ、安定したネットワークを構築する。

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ota先生の研究,タイトルにはひかれまくっている "Achieving 1-week Lifetime for 100/1000/10000 Meter Emergency Communications" https://t.co/XgHB2TUe8Z

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