著者
南 雅代 加藤 丈典
出版者
名古屋大学
雑誌
挑戦的研究(萌芽)
巻号頁・発行日
2019-06-28

日本は舎利信仰が深く、火葬後の収骨儀礼も敬いの念があり、世界的にも亡骸を深く尊重する国であると言える。一方で、すべての遺骨が永続的に崇め祀られることはなく、弔い手のいなくなった放置遺骨が増えつつある。超高齢化社会になり、その数はさらに増え、社会問題になる可能性もある。まさに今、葬儀・埋葬様式を変えていかなければいけない過渡期にある。本研究においては、日本の埋葬文化を尊重しながら、新たな埋葬方式を導入することを目指す。つまり、①火葬骨を、急激にではなく、自然の土壌中の分解に似せて徐々に分解する手法、かつ、②普通に手に入る毒性のない化学試薬・反応を用いて環境に優しい手法、を確立する。

言及状況

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火葬したした骨は土に還りにくいので、仮想した骨を土に還すための研究
なんかすごいのみつけためも◆火葬骨を”自然に土に還す”手法の確立 https://t.co/in5tvV60rr
焼骨が自然分解されにくいから散骨は良くないとか粉骨にしたら多少は分解されやすいとか葬儀屋HPには色々書いてあるけど本当のところは?と思い調べたら今こんな研究がされているそうです。頑張って!!!https://t.co/NB4ljw1Unh

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